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ソレゾレブログ

技術的な事だったり日常の気になる事だったり

外部で取得した独自ドメインをWixサーバーのIPアドレスにポインティング方式で紐づける方法

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お客様から、「WixでWebを立ち上げたいんだけどドメインの設定がわからないから教えてほしい」と依頼を受けました。要件は下記のとおりです。

  • Wixではない外部のドメイン発行サービスで発行したドメインを使用したい。
  • 既にそのドメインは使用中でサブドメインやMXレコードが設定されているので、レコードの管理は既存のドメイン管理サービスから移動したくない。
  • Webサーバー用ドメインだけWixのサーバーIPアドレスに転送させたい。
  • ドメインとしてはoriginを使いたい。

という要件でした。 この時調べた手順を忘れないように書いておきたいと思います。

外部で取得したドメインをWixで使う2つの方法

Wixでは、

  • ネームサーバー方式
  • ポインティング方式(IP アドレスの割り当て)

の方法があるそうですが、今回は特定のAレコードだけWixのWebサーバー(IPアドレス)に向け変えたいだけなので「ポインティング方式」を使えばよさそうです。

ネームサーバー方式の場合は、ネームサーバーIPアドレスをWixのものに設定しレコードの設定をWix側にすべて移植しなればならず、お客様の要件から外れるため、ポインティング方式を採用することとしました。

尚、 ポインティング方式 と ネームサーバー の違について詳しくはWixの公式に書いてありますので下記を参照ください。

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設定の前に

無料プランでは外部ドメインは使えない

独自ドメインを使う場合無料プランでは使えません。「ホームページプラン」で「ドメイン接続」プラン(500円)以上のものを契約する必要があります。

Wixではポインティング方式の利用は推奨していない

下記に書いてありますが、 Wixではポインティング方式の利用は推奨していないとのことです。おそらくサーバー側のIPが変わったりそのほか変更があるとアクセスできなくなる可能性があるからではないでしょうか?

推奨していないと言う事なので、そのあたり、運用していて突然アクセスが出来なくなっても自己責任ということになると思われます。

WixではどうやらAレコードとCNAMEレコード二つ設定が必要らしい

一般的に、ドメインの名前解決を書く場合は(私が知る限りですが)

  • AレコードでドメインとIPアドレスの紐づけを設定する。
  • CNAMEで別ドメインへの転送設定を書く。転送先のドメインの名前解決(Aレコード)をさらに書く必要がある(転送先レンタルサーバーのDNSサーバーなどに)。

のどちらかの方法を設定すれば事足りる認識ですが、WixはAレコードをCNAMEレコードを両方設定しなければいけないようです。

詳しく調べてないので技術的なことはわかりませんが、Wixの仕様上そういうものだと思って設定しました。それについては下記のステップ2あたりに書いてありました。

Wixはwwwを勝手に付与する

私が使ったことのあるXserverとさくらインターネットでは、www有りとwww無しのドメインは別ものとして管理できますが、Wixはwwwなしでアクセスすると勝手にwwwを頭に付与する仕様となっています。つまり、 www有りと無しのドメインは別管理できません。

AレコードとCNAMEレコード 二つ設定するのは、この為ではないかと思われます。Wixの技術仕様上どうしてもそのように設定しなければならないということのようですね。

それではここから実際の設定方法を書いていきます。

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ポインティング方式の設定方法

管理画面へログイン

Wixの管理画面にログインします。

ドメインの設定を開く

管理画面(ダッシュボード)右上のアカウント設定をクリックし、一覧から[ドメイン]をクリックします。

ドメインの設定を開く

登録済みのドメインを接続

[登録済みのドメインを接続]を選択します。

登録済みのドメインを接続

接続先のサイトを選択

ドメインを適用するサイトを選択します。選択されるとサイトの画像右上にチェックが入ります。

選択したら[次へ]をクリックします。

接続先のサイトを選択

ドメイン名と接続方法の設定

「サイトに接続するドメイン名を入力してください」の欄に、使用するドメインを入力してください。wwwは付けないでよいです。

画面下部の[接続方法]から[ポインティング]を選択してください。

「サブドメインを接続しようとしています」の部分はそのままでよいです。

設定したら[次へ]をクリックします。

ドメイン名と接続方法の設定

注意画面(ポインティング非推奨の注意書き)

ポインティングによる接続方式は非推奨である注意事項が出ますが、[接続する]をクリックします。

注意画面(ポインティング非推奨の注意書き)

プロバイダの検索

[接続方法]が[ポインティング]になったことを確認したら、[次へ]をクリックします。

ドメインが存在するか自動的に検出してくれます。

もしここで「このドメインは登録されていないようです。・・・・・」のようなエラーが出た場合は、下記にどちらかが考えられます。

  • ドメインを取得して間もないのでドメインが伝搬されていない。
  • ドメインの取得がうまくいっていない。

前者の場合は 1~2 日待ってみてください。

前者の場合で1~2日待ってもうまくいかない場合と後者の場合は、ドメインが正しく発行されていない可能性があります。ドメイン発行サービスの会社に問合せてみてください。

プロバイダの検索1
プロバイダの検索2

ドメイン接続のスタート

[スタート]をクリックします。

ドメイン接続のスタート

ドメインプロバイダへのログイン

設定するドメインを管理しているクラウドサービス (お名前ドットコムやXserverドメインなど)の管理画面にログインしてください。

ログインしたら[ログインしました]をクリックします。

ドメインプロバイダへのログイン

ドメイン設定ページ(DNSレコードの設定画面)への移動

ステップ1/4が[ログインしました]になったことを確認します。

先程ログインしたドメインの管理画面で、DNSレコードの管理画面に移動します。管理サービスによって場所は異なるのでご自分で探してください。

移動したら[ドメイン設定を見つけました]をクリックします。

ドメイン設定ページ(DNSレコードの設定画面)への移動

設定対象のDNSレコードを見つける

ステップ2/4が[見つけました]になったことを確認します。

ドメインの管理画面から設定対象のAレコードとCNAMEレコードを見つけます。新規の場合は次のステップで新規作成してください。

[レコードを見つけました]をクリックします。

設定対象のDNSレコードを見つける

AレコードとCNAMEレコードを設定します

ステップ3/4が[見つけました]になったことを確認します。

下記のような画面が表示されますので、ドメインの管理画面で、CNAMEにはホスト「www」と 画面の値に表示されているドメインを、Aレコードのホストには設定対象のドメイン名および値には画面に表示されているIPアドレスを設定します。

設定後[レコードを更新しました]をクリックします。

※画像ではAレコードのホストが@になっていますが、これはドメイン自身(origin)という意味です。(「sorezoreno-katachi.jp」というドメインだった場合は@が「sorezoreno-katachi.jp」を表します。@が使えないドメイン管理サービスもありますので、ドメイン管理サービスのマニュアルを参照してください。

AレコードとCNAMEレコードを設定します

接続の確認

接続の確認が行われます。

接続の確認

接続設定の完了

下記の画面が出力されたらドメインの設定は完了です。

ドメインの反映には最大2日かかりますので、[ドメインを開く]をクリックしてもすぐにWebサイトにアクセスすることはできません。表示が[オフライン]になると思います。

私の場合は1時間程度で接続できるようにありました。

定期的にWebサイトを表示して接続できるようになったか確認してみてください。

接続設定の完了1
接続設定の完了2
接続設定の完了3

SSL証明書(https)の発行について

レンタルサーバーは一般的に自分でSSL証明書を発行してドメインに紐づけしなくてはいけませんが、Wixの場合はドメインに接続できるようになったら自動的にSSL証明書が発行されるようです。余談でした。